レンタルスペース、ビジネスからプライベートまでさまざまな使い方

レンタルスペース、ビジネスからプライベートまでさまざまな使い方

貸し会議室に代表されるレンタル可能なスペース。レンタルスペースは、特に東京や大阪などの大都市中心部に存在する多くの空きオフィスなど、遊休スペースを有効に活用する方法として脚光を浴びました。景気の停滞を経験した多くの企業は、経費削減を図るために、社内の無駄なスペースを有効に活用、もしくは賃貸契約を解除するなどしています。レンタルスペースというアイデアは、誰もがメリットを得ることができる、まだまだ広がる可能性のあるビジネスです。





 

レンタルスペースを利用する


 

レンタルスペースはビジネス、そしてプライベート、どちらの用途でも利用することができます。大都市中心部の便利な立地にあることもレンタルスペースの魅力のひとつです。

パーティー
 

最近、大きく増加しているのが、パーティーなど飲食を目的とした利用です。レンタルスペースや貸し会議室の中には、ケータリングサービスを利用できるところがあり、そういった施設では、たとえば会議が終了した後は、テーブルとイスを取り払って「立食パーティー」を開くという利用方法も可能です。また、宴会やパーティーでの利用を主に想定したレンタルスペースも増えています。
 

会議
 

レンタルスペースのもっともオーソドックスな使い方がこの会議でしょう。最近のレンタルスペースはハイテク化の傾向が顕著です。貸し会議室などのレンタルスペースには高度な設備がそろっているところもあり、プロジェクターを利用したり、ラップトップを持ち込んだりしてネットワーク会議を開催することも可能です。
 

セミナー
 

レンタルスペースには、小規模から中規模のセミナーに適したスペースが多くあります。テーブルやイスなどの備品は基本的に無料。規模やセミナーのスタイルに合わせてレイアウトを変更することも可能です。レンタルスペースは駅近物件が多くありますので、参加者の利便性も最高。プロジェクターやマイク、スクリーンなどの備品もレンタル可能で、多くの施設ではフリーWi-Fiを使用することが可能です。

その他、ケータリングサービスでランチや軽食等を事前にオーダーしておけば、朝から夕方までの長丁場のセミナーでも安心です。


 

ゼミ(ゼミナール)
 

ゼミは、前述のセミナーですが、こちらは大学のゼミを想定しています。ゼミは大学において、学生が自主的に研究や討論をすることを促すためのグループですが、その研究や討論、共同作業をレンタルスペースで行うというわけです。調査や研究にはインターネットが必須ですが、レンタルスペースならWi-Fiコネクション完備。研究発表のリハーサルに使うこともできます。
 

ワークショップ

ワークショップにはさまざまなスタイルのものがあります。講義あり、ディスカッションあり、作業あり。ワークショップにおいて大切なのは、講師と参加者が安心できる空気です。ワークショップでは、スタイルにより、異なるレイアウトをとることが多くなります。その点、席のレイアウト等を事前に相談し、準備万端整えてくれるレンタルスペースは、備品なども含め、ワークショップ開催に適した箱だと言えるでしょう。

ロケや撮影
 

レンタルスペースの使い方として、最近、増えているのが映画やドラマのロケ、写真撮影といったものです。確かに会議の場面を撮影するなら、実際にどこかの会社に依頼しなくても、レンタルスペースや貸し会議室なら、俳優さん以外に必要なインテリアや備品はすべてそろっています。また、写真撮影に適したスタジオ機能を持つレンタルスペースもあります。
 





 

レンタルスペースや貸し会議室のレイアウトについて


レンタルスペースや貸し会議室で会議などのイベントを行う場合、それぞれの用途に適した座席のレイアウトがあります。これを知っておくだけでも、イベントの生産性や効率は大幅にアップします。イベントの成功に直結する座席レイアウトについてご紹介します。

 
ロの字型レイアウト
 

会議の王道的なレイアウトが、この「ロの字型」のレイアウトでしょう。多くの会社で、この形式のレイアウトを採用しているのではないでしょうか?「ロの字型」のメリットは、どの位置からでも発言者の顔が見えることですが、その分、人によってはプレッシャーを感じやすいというデメリットがあります。また、部屋の真ん中が大きく開いてしまうレイアウトなので、無駄が多いというデメリットもあります。部屋の広さが要求されるレイアウトだと言えるでしょう。

 
コの字型レイアウト
 

報告会やプレゼンテーションなどに向くのが「コの字型」レイアウトです。長テーブルをコの字型に配置し、開いた部分は報告やプレゼンテーションを担当する人のスペースとなります。ここにはホワイトボードやスクリーン等を配置し、図やパワーポイントなどを利用しプレゼンを進めます。会議で採用しても良いレイアウトですが、やはり無駄なスペースが多く生まれるため、ある程度広い部屋が望まれます。

スクール型レイアウト


スクール型レイアウトは、学校の教室と同じように席を配置したレイアウトです。参加者は皆、同じ方向を向き、講師や登壇者の話を聞くというスタイルです。このレイアウトは、多くの場合、試験、検定、セミナーなど、勉強したり、知識を身につけたりという目的のイベントに有効です。参加者はホワイトボードやスクリーンを見やすく、講師や登壇者は参加者全員の顔を見ながら話しを進めることができます。

無駄なスペースがあまりないので、少し小さめの部屋でもこのレイアウトを撮ることは可能です。ただし、ディベートやディスカッションといった類いのイベントには向かないレイアウトです。

 
シアター型レイアウト
 

シアター型レイアウトは、映画館のような座席の配置です。つまり、スクール型レイアウトから机を取り払った形になり、多くの人を収容することが可能なレイアウトになります。このレイアウトは学校の行事(入学式や卒業式)でおなじみです。また、会社の入社式や講習、映画や演劇などもこのレイアウトが好まれます。


アイランド型レイアウト
 

アイランド型レイアウトは、グループごとにテーブルとイスを配置するレイアウトで、グループディスカッションやグループでの共同作業、ワークショップなどを開催する場合に最適なレイアウトです。日本人の多くが子供の頃から親しんでいる形。このレイアウトで給食を食べたり、共同で作業したりしましたね。実はこのアイランド型レイアウトは、会社などの規模の大きな組織では、新しいスタッフが入った際などに、手っ取り早く仲を深めることができるため、ひじょうに重宝されます。
 

フェイス・トゥ・フェイス型レイアウト
 

フェイス・トゥ・フェイス型レイアウトは、ひとつのテーブルをはさんで、二つのチームが対面するレイアウトです。それほど参加者の多くない、フォーマルな会議や話し合いの舞台に適しています。両端の距離が離れてしまうため、参加人数が多くなると会議に支障が出る場合があります。
 

ディナースタイルレイアウト
 

アイランド型レイアウトに近いものがありますが、ディナースタイルの場合は、複数の円卓を並べます。結婚式などでよく見られるレイアウトで、国際会議の舞台などでは、たびたび目にするレイアウトです。

 





これからも広がるレンタルスペースの用途




レンタルスペースには、ビジネスから個人的な利用まで、さまざまな使い方があります。ケータリングサービスを依頼することにより、パーティーなどエンターテインメント的な使い方もできるようになったレンタルスペース。テーブルやイスの配置を考えたり、使用可能な装備を選んだりすることで、今後、ますますレンタルスペースの用途は広がっていくと予想されます。


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